業務フローの見直しとIT導入で月60時間の業務削減を実現
── 製造業(従業員50名)
■ プロジェクト概要
クライアントは、都内に本社を置く中堅製造業。
「紙・エクセル中心の業務が非効率で、社員の残業が増えている」という課題を抱えていました。
DX推進に取り組みたいものの、どこから手をつけるべきか分からない状態。
■ 課題
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社内業務(受発注、在庫管理、経費精算など)が紙ベース・エクセルベースで煩雑
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業務の属人化が進み、マニュアルも未整備
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社員のITリテラシーにばらつきがあり、DX導入への抵抗感が強い
■ 支援内容
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現状業務フローの可視化・課題抽出
各部署へのヒアリングを実施し、ボトルネックを特定。 -
ITツール選定・導入支援
クラウド型受発注管理システム、経費精算アプリの導入を提案・サポート。 -
マニュアル整備・社内研修実施
業務マニュアルを作成し、全社員向けにITリテラシー研修を実施。 -
運用定着支援
初期導入後3ヶ月間、定着状況をモニタリングし、運用改善を随時支援。
■ 成果
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月間の手作業業務時間を約60時間削減
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受発注業務のミス率が30%改善
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ITツール活用による業務スピード向上により、社員満足度も向上
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今後、営業管理や生産管理へのDX展開も視野に入れる体制が整備
担当コンサルタントコメント
「ツールを入れて終わり」ではなく、社員の意識改革・現場定着までを丁寧に支援したことで、DXが組織に根づく手応えを感じています。